Our Programs / New Waves Asia JAPAN
スマイル給食
プロジェクト
スマイル給食プロジェクトは2024年から、学校給食を改善したい仲間を日本中から集め、各参加者の地域で学校給食をより良いものにする働きかけをしています。
目標は、日本中で学校給食を子どもの健康、動物たち、そして地球環境に優しいものにすることです。
Yuki (高橋有希)
アメリカ生まれ、幼い頃から宇宙飛行士を目指しカリフォルニア大学バークレー校で宇宙物理の博士課程を修了、SpaceXや南極などで働いていた。
しかし、畜産の問題に危機感を覚え2019にはアニマルライツセンターで活動するために久しぶりに日本へ。
2023年からAAA。

日本人を含めアジア人の9割が実は乳糖不耐性
Oxford大学と北京大学の共同研究によると、乳製品の摂取が1日50g少ないごとに、がん全般の確率が7%減少、肺がんは12%減少、乳がんは9%減少する(Kakkoura et Al, 2022)。
学校によっては10本に1本以上の牛乳が毎日廃棄されている。
乳製品を省くと食による温室効果ガス排出量が⅔以下に削減される。
牛乳は給食代の2割~4割を占め、一人あたり年間1万円以上になる。
日本の学校給食の牛乳のために毎年約7000頭のお母さん牛と毎年約2万頭の子牛が殺されている。
私達の取り組み
日本中から給食を改善したい仲間を集め、毎月Zoomで一緒に色々学びながら助け合って活動をしています。
はじめの第一歩として、給食の牛乳を購入するかしないか選択制にしようという取り組みに集中しています。
主に、それぞれの地元で教育委員会や議会に請願や陳情をしています。
選択制になる確率を高めるために、各地で牛乳の廃棄量を問い合わせたり、議員さんに働きかけたり、署名を集めたり、お話し会を開催したりしています。
これまでの成果
2024年度の時点で日本中の65の市区町村から80人以上の仲間が参加しており、各地で30人以上の議員さん達に働きかけ、2700筆以上の署名を集め、14の自治体で給食の牛乳を選択制にするための要望を出しました。
その結果、既に2つの市(福岡県の福津市と飯塚市)で2025年度から医師の診断書などなしで牛乳を停止できるようになりました。
